美しいところだった。ヤマトを訪れた旅人は皆、そう語る。 大陸極東にあるヒトとカミとアヤカシがともに生きる土地。 大きな島国で、島の中央部に「キョウノミヤコ」とよばれる巨大な街が存在する。 四季があり、春は桜、夏は草木、秋は紅葉、冬は雪、折々に色づく美しい自然の景観がそこかしこで見られ、村や街もまた、その雅な風景に寄り添うように、自然との調和を大切にした立地、造形が多い。